院長のひとりごと 2026.10.20更新
医療材料の大幅値上げ続く 261020
最近、日常生活でも様々なものが値上がりしていますが、医療業界も同様です。患者さまにいつも使う医療材料の値上げが加速しています。
先日、注射器や注射針などの大手メーカーが、軒並み30%~40%の値上げを通告してきました。
皆様の診察時の診療に係る費用(診療報酬)は2年に一度の見直ししかしません。2026年の6月に改定されたばかりです。つまり、値上がり分を患者さまにご負担いただくことなく、医療機関が損失を被ることになります。
クリニックでは、スタッフの給与値上げも考えることは当然ですが、光熱水費上昇など、クリニック経営はどんどん厳しさを増しています。当クリニックは、デイケア施設も併設していますが、介護報酬も全然上がらず、赤字体質から抜け出せません。まじめに介護に取り組むほど損をする構造なのです。
このままでは、医療や介護の事業に手を出す人はどんどん減ってしまう気がします。まじめにやっていても、運営もできず、食べてもいけないのですから。
「お医者さんは儲かっている」なんて言うのは、まもなく死語になるでしょう。