肺炎球菌ワクチンの定期接種について 20260310

肺炎球菌ワクチンについて

肺炎は高齢者にとっての大きなリスクとして知られています。日本人の死因5位は、肺炎です。肺炎で亡くなる方の約95%が65歳以上の高齢者となっています。肺炎の原因のうち、最も多いものが肺炎球菌です。

 

現在、当クリニックでは、以下の2種類のワクチンを接種できます。

1) プレペナー 11330円(税込)

2) キャップバックス 14080円(税込)

 

令和7年10月末より、新しい肺炎球菌ワクチン「キャップバックス」が接種できるようになりました。このワクチンは、21種類の肺炎球菌のタイプに対応しており、これまでのワクチンではカバーできなかったタイプ(15A、16F、23Aなど)が含まれており、従来より多くの種類の肺炎球菌からからだを守ることができます。新しく発売されたキャップバックスはカバー率80%であり、生涯免疫、つまり生涯にわたって免疫が得られるとされています。

 

昨年までにニューモバックスを受けた方にも追加接種がおすすめ
すでにニューモバックスを接種した方も、1年以上経過していればキャップバックスやプレペナーを追加で接種が可能です。これらのワクチンを打つことで、より多くの肺炎球菌のタイプに対応でき、免疫の質や持続性も高めることができます。プレペナーやキャップバックスを1回追加することで、以降の接種の必要がなくなります。

 

どんな人におすすめ?

    65歳以上の高齢者

    心臓病、糖尿病、慢性呼吸器疾患、腎臓病などの持病がある方

    免疫が低下している方(ステロイド・抗がん剤などを使用中の方)

    お孫さんなど小さなお子さんと接する機会が多い方

上記の方は肺炎球菌感染による重症化するリスクが高く、新しいキャップバックスの接種が特に推奨されています。

 

接種のタイミングと副反応

他の肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)を打った方は、1年以上あけてから接種していただきます。接種当日に発熱や体調不良がある場合は延期となります。注射部位の赤みや腫れ、軽い発熱などの副反応は数日でおさまることが大半です。

 

プレベナーとキャップバックスの違いは?

プレベナーとキャップバックスの2つのワクチンの特徴は、1回の接種で生涯免疫が持続することです。肺炎球菌には90種類以上のタイプがあり、プレベナーは20種類、キャップバックスは21種類のタイプをカバーしています。

 

プレベナー 11330円(税込)

・ 国内のデータで、肺炎球菌のタイプの56%をカバー

・ 20248月から日本でも使用開始

・ 海外のデータも豊富で、実績が多い

・ キャップバックスより、やや価格が低い

 

キャップバックス 14080円(税込)

・ 国内データで、肺炎球菌のタイプの75%をカバー

・ 202510月末から日本で使用開始

・ プレベナーではカバーできないタイプも追加

・ 最新でカバー範囲が最も広いが、価格はやや高め

 

費用について

諏訪圏域にお住まい(住民票あり)の場合、自治体補助があります。差し引いた金額が自己負担額です。

プレペナーの場合 課税世帯 自己負担7030円(助成額4300円) 

         非課税世帯 自己負担5630円(助成額5700円)

         生活保護世帯 自己負担額 無償(助成額11330円) 

 キャップバックスの場合 

         課税世帯 自己負担9780円(助成額4300円) 

         非課税世帯 自己負担8380円(助成額5700円)

         生活保護世帯 自己負担額2750円(助成額11330円)

 

ご予約はお電話またはクリニック受付でお願いいたします。

0266-72-9129